東京都 小平市 花小金井 国分寺市 トリガーポイント 鍼灸治療 筋膜性疼痛症候群(MPS) 痛みやしびれに特化した治療院です

 トリガーポイント療法専門 もりかわ鍼灸治療院

手術後の痛みに対するトリガーポイント鍼治療 - 疾患に対する解説

11月に入り朝晩の気温もだいぶ下がり、上着を着ないと寒くなってきましたね。寒くなると古傷が痛んだり関節が痛くなったりなど、体の不調を訴えて来られる方が増えてきます。中でも、「数年前に膝関節の手術をして、ここ最近手術をした場所が痛むようになってきた」や「腰のヘルニアの手術をしたんだけど手術をした場所が重だるくて痛む」など、手術をして機能的には良くなったが、痛みが取れないという方が多く来院されます。

手術をしたのになぜ痛みが取れないのか?

当院に来られた方で以前腰椎椎間板ヘルニアの手術をされた方がいました。腰椎椎間板ヘルニアは、図のように椎間板から飛び出た髄核(ヘルニア)が神経を圧迫して足に痛みやしびれを生じさせます。

この方は足の痛みやしびれがひどく、ヘルニアを除去するために手術をされました。内視鏡を用いた手術でしたので傷跡が1~2㎝ほどで体にかかる負担が少なく、術後4日後に退院されたそうです。ヘルニアの手術をしたことで足の痛みやしびれはなくなったが、ぎっくり腰をよくするようになったり、朝起きた時に腰が重いということがあったそうです。

手術痕は1~2㎝でしたが、手術痕の周りの筋肉は固くなっていました。椎間板まで内視鏡を入れるために幅は1~2㎝ですが腰の筋肉を削り取ります。この部分が傷となって残り結合組織化してしまったため、手術痕の周りの筋肉は固くなってしまい、ぎっくり腰になったり朝起きた時に腰が重いという症状が生じてしまっていたのだと思います。

この場合は手術痕に対して直接鍼刺激を与え、固くなってしまった手術痕周りの筋肉を緩めていきました。


傷口は小さいとは言っても、手術で体にメスを入れることでその部分の筋肉は傷つきます。傷ついた筋肉にはトリガーポイントができやすく、傷口が原因で痛みが生じることはよくあります。手術をして終わりではなく、手術後のケアもとても大切です。

※施術効果には個人差があります。

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MPS、トリガーポイント専門治療院
もりかわ鍼灸治療院
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