東京都 小平市 花小金井 国分寺市 トリガーポイント 鍼灸治療 筋膜性疼痛症候群(MPS) 痛みやしびれに特化した治療院です

 トリガーポイント療法専門 もりかわ鍼灸治療院

頭痛に対する鍼治療 - 疾患に対する解説

頭痛は日常でよく起こりたいていの場合安静にしていれば良くなってしまうため、そのまま放置している方が意外と多いです。

 

しかし頭痛にはいくつか種類があり、放置していても大丈夫な頭痛と放置していたら命に危険が及ぶ頭痛もあります。命に危険が及ぶ頭痛の代表的なものはクモ膜下出血です。命に危険が及ぶ頭痛は医療機関でしっかりと精密検査をして頭痛の原因を究明し、対処しなければなりません。

 

一方で命に危険は及ばないですが頭痛があるとやはり日常生活に支障が出ます。日常生活で命に危険が及ばない頭痛の代表的なものは群発頭痛、片頭痛、緊張型頭痛などがあります。

群発性頭痛や片頭痛は強い頭痛であることが多く、片頭痛の多くは頭の片側に起こります。

緊張型頭痛は肩こりなどで首肩回りの筋肉の緊張が原因による頭痛です。長時間パソコンに向かう仕事をしている人やストレスの影響も多いため、働いている方の頭痛の原因で最も多いタイプになります。

 

この緊張型頭痛に対して鍼治療はとても有効です。頭痛に対して鍼治療をする際ポイントとなる筋肉はいくつかありますが、今回は少しマニアックな筋肉を紹介いたします。その筋肉は後頭下筋群です。

 

後頭下筋群は後頚部の深層にある筋肉でサイズは成人の方の小指大ぐらいの小さな筋肉ですが、傍には頭に向かう神経(大後頭神経)が走っているため、この後頭下筋群の動きが悪くなると大後頭神経を圧迫して頭痛を生じさせてしまいます。また、後頭下筋群は頭の微細な動きに関与しているため、長時間パソコン作業をされている方は痛めやすい筋肉でもあります。

後頭下筋群の傍には脳に向かう動脈(椎骨動脈)があるため、刺鍼方向を間違えると鍼先が椎骨動脈に触れる恐れがあります。そのため、後頭下筋群に刺鍼する際は鍼先をうまくコントロールする必要があります。

頭痛は日常的に起こるものです。しかし、その頭痛がいつもとは違う激しい頭痛であったり、徐々に強くなるような頭痛であったらもしかすると命に危険が及ぶ頭痛かもしれません。たかが頭痛と思わずに早めに医療機関を受診してください。

※施術効果には個人差があります。

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