東京都 小平市 花小金井 国分寺市 トリガーポイント 鍼灸治療 筋膜性疼痛症候群(MPS) 痛みやしびれに特化した治療院です

 トリガーポイント療法専門 もりかわ鍼灸治療院

院長のブログ(2017年06月)

坐骨神経痛というと思い当たる疾患に腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、腰椎症、などがあります。これらの疾患は整形外科でレントゲンやMRIなどを撮ることで、腰椎と腰椎の間が狭くなっていたり、椎間板から髄核が飛び出して神経を圧迫していることが画像を見てわかります。これらのことから坐骨神経痛の原因は神経を圧迫していることによるものだと診断されます。

しかし、最近の研究によると神経を圧迫することで足に痛みや痺れが生じているのではないという報告があげられています。

足に痛みや痺れを生じさせている原因とは?

足に痛みや痺れを生じさせている原因として、お尻まわりの筋肉に生じたトリガーポイントがあげられます。お尻まわりにはいくつかの筋肉がありますが、特に足に痛みや痺れを生じさせる筋肉として大臀筋中臀筋小殿筋があります。

 

大臀筋

大臀筋

大臀筋の作用は股関節を伸展させることです。

股関節を伸展させる以外に前屈した際に上体を元に戻す時にも作用します。

また歩行時にも大臀筋は作用し、大臀筋が痛んでいる時は重心を股関節よりも後ろの位置にした姿勢になります。

図1

中臀筋・小殿筋

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中臀筋と小殿筋の作用は股関節の外転、外旋、内旋です。

中臀筋と小殿筋も歩行時に作用し、特に歩行時に片脚で立っている時に作用する。

中臀筋と小殿筋が痛んでいる時は歩行時に片脚で立っている時に体重を支えられなくなるため、上体を傾けた姿勢になってしまう。

図2

整形外科でレントゲンやMRIを撮って坐骨神経痛の原因がわかってもなかなか痛みや痺れが改善しない場合は、大臀筋・中臀筋・小殿筋に生じたトリガーポイントが原因であることが多いです。これらのトリガーポイントをしっかり治療することで足の痛みや痺れを改善することができます。

※施術効果には個人差があります。

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MPS、トリガーポイント専門治療院
もりかわ鍼灸治療院
東京都小平市花小金井南町1-12-2
コンフォール花小金井105
℡042-312-3363

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重い荷物を持った瞬間や、椅子から立ち上がろうとした瞬間、くしゃみをした瞬間、後ろの荷物を取ろうとして体を捻った瞬間など、何かをしようとした瞬間腰をギクッとさせてしまったことがあると思います。

人は二足歩行をするため、どうしても腰に負担がかかるようになっています。

腰がグキッとなった瞬間、酷い場合歩けなくなるぐらいの激痛が生じます。

 

ぎっくり腰はどういうものなのか、またどういう姿勢で生じるのかなどについて考えてみたいと思います。

 

ぎっくり腰の種類

ぎっくり腰は大きく分けて二種類あります。

1.急性腰痛タイプ

上記でお伝えしたような何かをしようとした瞬間腰がグキッと痛くなるタイプです。このタイプは急性腰痛であり何らかの姿勢で腰に負荷がかかり腰の筋肉が痛むことによって生じます。急性腰痛の特徴としては、なんの前ぶれもなく急に痛くなり、どこが痛いか指でさせます。ですので治療も簡単で、痛んでいる部分を治療することで症状が改善します。

2.慢性腰痛タイプ

前から腰が痛かったり重だるい感じがあり、何かをしようとした瞬間腰がグキッと痛くなるタイプです。このタイプは慢性腰痛からぎっくり腰になることが多く、特徴としては、腰全体が痛く感じ、どこが痛いか指でさせません。この場合の治療は難しく、動作検査などを行い、腰のどこの筋肉を傷めているのかを特定しなければならなく、また、慢性的であるため、治療効果が出るには少し時間がかかる場合が多いです。

 

ぎっくり腰の好発部位

ぎっくり腰の時に痛む部位は動きによって分類されます。

1.脊柱起立筋(多裂筋、最長筋、腸肋筋)

多裂筋 最長筋 腸肋筋

脊柱起立筋が痛む動作は、腰を反ったり前屈みになった時です。

特に多裂筋は姿勢を維持するために作用する筋肉で、特に腰の部分で筋肉が一番分厚くなっているため、腰を反ったり前屈みになった時に痛む場合、まずはじめに治療する部位になります。

2.腰方形筋、腹斜筋

腰方形筋 外腹斜筋 内腹斜筋

腰方形筋や腹斜筋が痛む動作は、腰を捻った時です。

特に腰方形筋は腰椎の安定性に関与していて、両手で重いものを持った時に腰を痛めた場合、まずはじめに治療する部位になります。

3.大臀筋

大臀筋

大臀筋が痛む動作は、腰を反った時や腰を捻った時です。

腰を反った時や腰を捻った時に痛む筋肉は1・2でお伝えした脊柱起立筋や腰方形筋、腹斜筋ですが、これらの筋肉と大臀筋のどちらが痛んでいるのかを区別する方法があります。

患者さんに立った状態と座った状態で腰を反ったり捻ったりしてもらいます。

<腰を反った時に痛む場合>

立った状態と座った状態で腰を反ってもらい、立った状態の時と座った状態の時で痛みに変化がない場合脊柱起立筋が痛んでいることが多いです。立った状態の時に腰が痛むが、座った状態の時はあまり腰に痛みを感じない場合大臀筋が痛んでいることが多いです。

<腰を捻った時に痛む場合>

立った状態と座った状態で腰を捻ってもらい、立った状態の時と座った状態の時で痛みに変化がない場合腰方形筋や腹斜筋が痛んでいることが多いです。立った状態の時に腰が痛むが、座った状態の時はあまり腰に痛みを感じない場合大臀筋が痛んでいることが多いです。

 

このようにぎっくり腰を治療していく際、患者さんがどのように動いたら腰が痛むのかを問診や動作を観察しながら痛んでいる部位を特定することで、腰の痛みを根本的に改善していきます。

※施術効果には個人差があります。

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手や手首を使いすぎて起こる腱鞘炎は、指の付け根が痛かったり、指を曲げた時などに痛みが生じます。当院では腱鞘炎に対してトリガーポイント鍼療法を行い、症状を改善させます。

 

腱鞘炎とは?

腱は骨と筋肉をつなげる、繊維性の結合組織です。腱は腕から指まで束状に何本も通っており、腱のはたらきによって指の曲げ伸ばしが可能になります。そして複数の腱をおさめる形で、腱鞘が存在します。(図参照)この腱鞘が何らかの理由で腫れと痛みを伴い、炎症を起こすことを「腱鞘炎」といいます。

図1

手を握る、指を曲げ伸ばしするなどの動作に必要な腱鞘ですが、力のかかりすぎや手指の使いすぎによって炎症を起こします。腱鞘炎で当院へ来院される方の多くは、物書きや事務作業員など、日頃からよく手を使って作業される方々です。

 

腱鞘炎に対するトリガーポイント鍼治療

腱鞘炎に対して当院では腱鞘の痛めているところに直接アプローチし、また指を動かしている腱の大元であるである筋肉に対してもアプローチしていきます。

また腱鞘炎を抱えている方々は肩こりや肘の痛みを併発していることが多いため、これらに対してもアプローチしていきます。

腕の筋肉や腱はとても細かく、細かい触察と鍼技術が必要になります。

当院では腕の筋肉を細かく触察し、痛みの原因を追究しながらトリガーポイント鍼治療で痛みを改善させます。

 

※施術効果には個人差があります。

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