東京都 小平市 花小金井 国分寺市 トリガーポイント 鍼灸治療 筋膜性疼痛症候群(MPS) 痛みやしびれに特化した治療院です

 トリガーポイント療法専門 もりかわ鍼灸治療院

脊柱管狭窄症に対するトリガーポイント鍼療法 - 臨床症例集

60代 男性:会社員

症状

腰から左足にかけての痛みとしびれ

 

歩行時に痛みが生じしばらく休憩すると痛みは軽減する(間欠破行)

 

中腰の姿勢で腰から左足にかけて痛みが出る

 

原因

2年ほど前にぎっくり腰をした際左足にしびれも生じていたため、整形外科を受診したら腰椎椎間板ヘルニアと診断された。この時は保存療法で症状は改善したそうです。しかし昨年の10月ごろから腰に痛みが生じ、左足にかけてのしびれが生じ始めたそうです。特に辛い症状は歩行時に左足にしびれを感じることだそうです。

 

痛みとしびれが気になり整形外科を受診され、レントゲンを撮り医者に脊柱管狭窄症と診断されたが、症状が悪くなったらまた来てくださいと言われ、痛み止めの薬をもらっただけで、医者の治療内容に納得がいかず当院へ来院されました。

 

動作検査

SLRテスト陰性

 

腰の前後屈時の痛みなし

 

左片脚立ちで腰から左足にかけての痛みとしびれ

 

横移動する際の左腰の痛み

 

罹患筋

右大臀筋、中殿筋、小殿筋、大腿筋膜張筋

 

治療計画

症状が出てから半年以上経過しているため、集中的にしっかり治療をすることで症状の改善が見込まれると判断し、週2回のペースで治療を行うことを説明しました。

 

治療内容

1回目

鍼治療が初めてでしたが、鍼の響き(鍼を刺したときのズーンと重たい感覚)は大丈夫と仰っていたので、しっかり響かせて刺鍼しました。

 

2回目

ペインスケール(患者さんが感じる痛みの強さ)10→8

前回治療後2日間は痛み軽減。

前日に仕事でたくさん歩いてしまい左腰に痛みが生じた。しびれは軽減。

左足での片脚立ち時の痛みはまだ残る。

 

3回目~5回目

ペインスケール10→6

歩行時の痛みはまだ残る。

朝起きたて時に左腰が痛む。

中腰で左足に体重をかけると痛む。

 

6回目

ペインスケール10→4

歩行時の痛みは半減し、休むペースが減った気がする。

中腰で左足に体重をかけるとまだ痛む。

 

7回目~10回目

ペインスケール10→2

歩行時の痛みはほとんど感じなくなった。

中腰で左足に体重をかけた時の痛みはあまり感じなくなった。

 

治療結果

歩行時の痛みがほとんど感じることがなくなり、症状の改善が見られた。

ここまでにかかった期間2ヶ月、計10回のトリガーポイント鍼療法。

 

今回の治療では中殿筋をメインにトリガーポイント鍼療法をしました。

中殿筋治療部位

中殿筋のトリガーポイントによる痛みやしびれは図に示すようなパターンが見られます。

臀部トリガーポイント

脊柱管狭窄症と診断された方の中には中殿筋のトリガーポイントが原因である場合があります。

中殿筋のトリガーポイントを鍼で的確に治療することで腰から足にかけての痛みやしびれの症状を改善することができます。

※施術効果には個人差があります。

 

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MPS、トリガーポイント専門治療院

もりかわ鍼灸治療院

東京都小平市天神町4-28-9

℡042-312-3363

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