東京都 小平市 花小金井 国分寺市 トリガーポイント 鍼灸治療 筋膜性疼痛症候群(MPS) 痛みやしびれに特化した治療院です

 トリガーポイント療法専門 もりかわ鍼灸治療院

臨床症例集(2018年01月)

40代 男性

職業:トラックの長距離運転手

仕事柄座っている時間が長く、また荷物を降ろす際荷物が重いこともあり、慢性的な腰痛があった。今までは腰痛だけだったが、ここ二ヶ月ぐらい前から右足(太ももの外側からふくらはぎの外側にかけて)に痛みとしびれを感じるようになり、気になって整形外科でMRIを撮って精密検査を行った。MRIの検査結果から腰椎の軽度のヘルニアと診断され、気になるようだったら痛み止めの注射を打つと言われ、週一回を計一ヶ月間行ったが足の痛みとしびれはとれなかった。

このままでは変わらないと思い、他に何か良い治療法はないかと探していたら、たまたま当院に通っている知人から紹介されて当院へ来院されました。

 

所見(問診・動作検査・触察)

患者さんの話を聞くと一日平均6時間を週に5日間程運転しているとのことだったので、かなり腰に負担がかかっていると思い、実際に腰まわりを触察してみると腰がガチガチに張っていました。

腰椎椎間板ヘルニアの疑いがあるか確認するための検査であるSLRテスト(仰向けで片脚を膝を伸ばしたまま持ち上げるテスト)を行いましたが、腰椎椎間板ヘルニアの疑いはありませんでした。

右足は常にしびれているのではなく、荷物を持ち上げたり、歩いている時に痺れを感じると仰っていたのでお尻まわりの筋肉が原因で今回の足の痛みとしびれが生じているのではないかと疑いました。

 

治療

図のように腰まわりとお尻まわりの筋肉に対してトリガーポイント鍼治療を行っていきました。

図3 %e4%b8%ad%e6%ae%bf%e7%ad%8b 図1

治療開始から5回目で運転中腰に違和感を感じなくなり、8回目あたりで右足の痛みとしびれはほとんど気にならなくなるぐらいまでに寛解しました。

 

今回の患者さんの症状でメインとなった筋肉は中殿筋(ちゅうでんきん)という筋肉です。

中臀筋という筋肉は骨盤の上縁から大腿骨大転子に付いていて、股関節の動きにとても重要な筋肉です。この中臀筋が痛んでしまうと図のような分布図で痛みやしびれが生じてしまいます。

図1

問診や動作検査でどこを痛めているのかをしっかり把握したうえでトリガーポイント鍼治療を行った結果、今回症状を改善させることができました。

※施術効果には個人差があります。

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MPS、トリガーポイント専門治療院
もりかわ鍼灸治療院
東京都小平市花小金井南町1-12-2
コンフォール花小金井105
℡042-312-3363

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症状

50代の主婦の方で去年の12月はじめ頃から年末の大掃除をしていて、棚の上の方にある物を取ろうとして腕を伸ばして無理な体勢をしている最中に右肩に激痛が走り、しばらく右肩を動かすことができなかった。

痛めて2、3日しても中々痛みは引かなかったため、近くの整形外科へ行きレントゲンを撮り骨には異常がないことがわかり、痛み止めの注射を打ってもらい、痛み止めの薬と湿布をもらった。

一週間ほど薬と湿布で様子をみていたが痛みは引かず、痛みで右肩を動かすこともできず、早く治したいと思いネットで調べて当院へ来院されました。

 

所見(問診・触診・動作検査)

触診では右肩の前面に圧痛部位がありました。

動作検査では、右肩関節の外転(肘を伸ばして腕を外側に上げる動作)90度で痛みのため動かすことができず、水平外転(肘を伸ばして腕を肩の高さでキープして、手を後方に動かす動作)で痛みが生じ、特に水平外旋・内旋(肘を肩の高さでキープして、手を前と後ろに動かす動作)で強い痛みが生じるとおっしゃっていました。

 

治療

動作検査から右肩関節まわりの筋肉である棘下筋、肩甲下筋、三角筋後部線維、烏口上腕靭帯に対してトリガーポイント鍼治療を行いました。

図1 図2

図3 図4

図のは刺鍼部位です。

 

治療結果

今回の患者さんは早く治したいと仰っていたので短期集中(1週間に2回)で治療を行いました。

五十肩になったのが今回が初めてであり、痛めてから比較的早い段階で治療ができたので、6回目の段階で右肩を動かしても痛くないほどに改善しました。

どんな症状にも当てはまりますが、慢性化した症状よりも急性期の症状の方が治りは早いです。しかし、慢性的な痛みだからといってあきらめないでください。時間はかかりますがトリガーポイント鍼治療は慢性的な痛みに対しても効果があります。

※施術効果には個人差があります。

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MPS、トリガーポイント専門治療院
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東京都小平市花小金井南町1-12-2
コンフォール花小金井105
℡042-312-3363

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症状

一ヶ月ほど前に自転車で右手をつくようにして転倒し、地面に右手を強打してしまった。

翌日整形外科へ行きレントゲンを撮り骨には異常がなく、痛み止めと湿布をもらい、一週間に2回ほどリハビリに通っていた。

一ヶ月ほどリハビリに通ったが右手の親指を動かすと痛みが生じ、利き手のため日常生活に支障をきたしていたため、他に何か良い治療がないかと調べて当院へ来院されました。

 

所見(問診・触診・動作検査)

触診では特に腫れてるような状態は診られなかった。

動作検査では、親指の伸展(掌をテーブルに置いて親指だけを上にあげる動作)の時や、親指の対立動作(掌をテーブルに置いて親指を人指し指から遠ざける動作)の時に痛みが生じた。

 

治療

動作検査から長母指伸筋と短母指伸筋の腱および筋腹に対してトリガーポイント鍼治療を行いました。

図1

図のい部分は刺鍼部位です。

 

治療結果

1週間に1回のペースで治療を行い、徐々に痛みが軽減され、5回で痛みはほぼ寛解しました。

親指は他の指よりもいろいろな動きをするため、どこを痛めているのかをしっかり見極めて治療しないとなかなか改善させることはできません。

※施術効果には個人差があります。

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