東京都 小平市 花小金井 国分寺市 トリガーポイント 鍼灸治療 筋膜性疼痛症候群(MPS) 痛みやしびれに特化した治療院です

 トリガーポイント療法専門 もりかわ鍼灸治療院

臨床症例集(2018年03月)

50代 男性 システムエンジニア

症状

仕事上一日中パソコンに向かっていることが多く、集中している時はパソコン画面にくぎ付けになってしまうそうです。

首肩のこりは慢性的で、ここ数年は仕事終わりには頭が痛くなってしまい、ロキソニンや筋肉を緩めるビタミン剤を飲んでごまかしながら過ごしていたが、最近は一日中頭が痛い日が続き、仕事に集中できなくなってきてしまい、いろいろと調べて当院へ来院されました。

所見(問診・動作検査・触察など)

お話を伺うと、仕事でパソコンを見る際に顎を突き出すような姿勢になっていて、また触察した際首の外側と後頭部から背中にかけて筋肉の緊張が強く張っているのが確認できました。後ろを振り向くときに首に痛みを感じるとおっしゃっていました。

治療

上記の所見から肩甲挙筋(けんこうきょきん)、頸板状筋(けいばんじょうきん)、頭半棘筋(とうはんきょくきん)に対してトリガーポイント鍼治療を行いました。

肩甲挙筋

肩甲挙筋

パソコン作業で集中して肩をすくめる姿勢になった時に肩甲挙筋に負担がかかります。また、肩甲挙筋は後ろを振り向くときなどに使われる筋肉です。

肩甲挙筋を痛めると首肩こりや頭痛をひき起こすことがあります。

頸板状筋

頸板状筋

頸板状筋は後ろを振り向くときに使われる筋肉です。

頸板状筋を痛めると首肩こりを引きおこすことがあります。

頭半棘筋

頭半棘筋

パソコン作業で集中して顎を突き出す姿勢になった時に頭半棘筋に負担がかかります。

頭半棘筋を痛めると頭痛をひき起こすことがあります。

治療経過

今回は症状が酷いため1週間に2回来院して頂き、8回の治療で症状が改善しました。

現在はまた同じ症状を引き起こさないために月に2回メンテナンスとして来院して頂き、また日常生活の過ごし方などをお伝えして、セルフケアも心掛けて頂いております。

首肩こりを侮ると慢性化してしまい、頭痛の原因にもなりますので、首肩こりを患っている方は日常生活の姿勢や過ごし方を見直す必要があります。

※施術効果には個人差があります。

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MPS、トリガーポイント専門治療院
もりかわ鍼灸治療院
東京都小平市花小金井南町1-12-2
コンフォール花小金井105
℡042-312-3363

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20代 女性 教職員

 

症状

一週間ほど前に床に落ちたものを椅子に座ったまま拾おうとした際に、右腰に激痛が走った。それ以降真直ぐな姿勢ができなくなり、また咳をしたりくしゃみをしたときに右腰に響くように痛む。

一週間経っても右腰の痛みが引かないので、しっかり治そうと思い、当院へ来院されました。

 

問診・動作検査

・背筋を伸ばすと右腰が痛むため、座っている時や歩いている時はやや前屈みで左に傾いた姿勢になってしまう。

・お腹に力を入れると右腰に響くような痛みを感じる。

・前屈みは痛くないが、腰を反る時に痛みが生じる。

・腰を右にひねったり、右に傾くと痛みが生じる。

 

治療

問診や動作検査から右腰の多裂筋、最長筋、腰方形筋に痛みの原因があると判断し、トリガーポイント鍼治療を行いました。

図1

治療開始から3回目にはほとんど痛みなく、姿勢も背筋を伸ばせるようになり、咳をしたりしても腰に響くこともなくなりました。

 

治療結果

今回のぎっくり腰は軽度の症状だったので早期治療で早期改善しました。

腰痛は慢性化させてしまうとぎっくり腰を繰り返してしまうことがあります。

ぎっくり腰にならないよう普段から腰の柔軟や腰を冷やさないように心がけてください。

 

また、今のような季節の変わり目はトリガーポイントが活性化しやすいため、ぎっくり腰にもなりやすいので、みなさん腰のケアをしっかりしてください。

※施術効果には個人差があります。

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