東京都 小平市 花小金井 国分寺市 トリガーポイント 鍼灸治療 筋膜性疼痛症候群(MPS) 痛みやしびれに特化した治療院です

 トリガーポイント療法専門 もりかわ鍼灸治療院

寝違えに対するトリガーポイント鍼治療 - 臨床症例集

40代 男性

朝起きたら首を動かす(右に振り向く・上を向く)ことができなくなってしまった。湿布を貼って出勤したが痛みが引かなかったので、会社の近くでマッサージしてもらったが痛みが改善されず、2,3日痛みを我慢しながら仕事をしていた。スマートフォンで色々調べていて当院を見つけ、この痛みが良くなるのならと思い鍼治療を受けてみることにした。

 

症状

右首が痛くて頭を真直ぐにすることができないため、頭を左に傾けている。

右に振り向くことができない。

上を向くことができない。

 

所見(問診・触診・動作検査)

通勤時一時間程電車で座っていて下を向いたまま寝てしまい、起きた時はいつも首の後ろが痛くなってしまう。

頸部右回旋(++)、後屈(+)、右側屈(+)、前屈(-)

 

治療

今回は図のような肩甲挙筋、頸板状筋、頭半棘筋に対するトリガーポイント鍼治療を行った。

肩甲挙筋頸板状筋頭半棘筋

1回目

今回鍼治療が初めてだが、早く治したいと言っていたので、鍼刺激の感覚を伝えながら治療ポイントを集中的に刺鍼していった。

 

2回目

ペインスケール(患者さんが感じる痛みの強さ)10→5

前回の治療の翌日かなり重だるさが残った。

重だるさが抜けると首を動かせるようになり、上を向くのはできるようになった。右に振り向くとまだ痛みが生じる。

 

3回目

ペインスケール10→2

殆ど痛みがなくなった。

上を向いたり右に振り向く際の痛みも取れた。

 

ここで治療を終了とした。

治療回数3回、2週間でほぼ痛みがなくなった。

 

治療結果

今回の患者さんは通勤時下を向いて寝る癖があり、日常的に首を痛める姿勢をしていて、ある日目が覚めた時に首が動かせないほどの痛みが生じてしまった症例でした。

 

肩甲挙筋は肩甲骨から頚椎に付着する筋肉で、首から肩甲骨を常に持ち上げており、寝違いの代表的な筋肉です。

 

季節の変わり目で急な寒冷刺激により慢性的に痛めているところが急に増悪することがあります。日常生活の姿勢の悪さなどを日頃から注意し、身体を傷めない生活習慣を心掛けてください。

※施術効果には個人差があります。

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MPS、トリガーポイント専門治療院
もりかわ鍼灸治療院
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