東京都 小平市 花小金井 国分寺市 トリガーポイント 鍼灸治療 筋膜性疼痛症候群(MPS) 痛みやしびれに特化した治療院です

 トリガーポイント療法専門 もりかわ鍼灸治療院

こんにちは。
腰痛治療の専門家として多くの患者さんと向き合う中で、「筋膜リリースって本当に効くの?」「ハイドロリリースと鍼って何が違うの?」という声をよくいただきます。

今回は、腰痛に対してなぜ筋膜リリースが効果的なのか、そしてその中でも注目されている**「ハイドロリリース」と「トリガーポイント鍼治療」**の違いについて、分かりやすくご紹介します。


そもそも「筋膜」とは?

筋膜(きんまく)は、筋肉を包み込んでいる薄い膜のことです。
この筋膜は全身につながっていて、「第二の骨格」とも呼ばれるほど、姿勢や動き、痛みに深く関係しています。

しかし、デスクワークや運動不足、同じ姿勢を続けるなどの生活習慣によって、筋膜は硬くなり、ねじれたり、癒着(ゆちゃく)したりします。
その結果、筋肉の動きが悪くなり、血流も低下し、**「なんとなく重い腰の痛み」「動かすとピリッと痛む」**といった症状が出てきます。


筋膜リリースが腰痛に効く理由

筋膜リリースとは、硬くなった筋膜をゆるめて正常な状態に戻す治療のこと。

筋膜が硬くなると、その部分だけでなく離れた部位にも痛みや違和感を引き起こすことがあります(いわゆる「関連痛」)。
筋膜リリースを行うことで、筋肉が本来の柔軟性を取り戻し、血流が改善し、根本から痛みの原因にアプローチできます。


筋膜リリースの代表的な方法:ハイドロリリースとトリガーポイント鍼治療

現在、筋膜リリースにはいくつかの方法がありますが、特に注目されているのが次の2つです。


1. ハイドロリリース(生理食塩水を使った注射)

ハイドロ=水、リリース=解放という名前の通り、
生理食塩水を筋膜と筋肉の間に注射で注入することで、癒着した筋膜を物理的に“はがす”方法です。

✅ 特徴:

  • 超音波(エコー)で患部を確認しながら注射するため、正確にアプローチできる
  • 使用するのは基本的に生理食塩水なので副作用が少ない
  • 医療機関(整形外科・ペインクリニックなど)で実施される

✅ 向いている人:

  • 急性の痛みや局所的な癒着が強い人
  • 鍼治療が苦手な人
  • 注射に抵抗がない人

2. トリガーポイント鍼治療

トリガーポイントとは、痛みの原因となる「しこり」のような筋肉の緊張部位のこと。
そこに極細の鍼を直接刺すことで、筋膜と筋肉の緊張を緩め、血流を改善します。

✅ 特徴:

  • 鍼が筋膜の奥深くまで届くため、深層筋のリリースが可能
  • 治療中に「ズーン」とした響きを感じることがある(これが効果の証)
  • 筋膜だけでなく、自律神経や全身のバランスにも影響する

✅ 向いている人:

  • 慢性的な腰痛や、何年も改善しない痛みに悩んでいる人
  • 一時的ではなく根本的な改善を目指したい人
  • 身体のゆがみや緊張が全身に影響している人

どっちがいいの?ハイドロリリース vs. トリガーポイント鍼

比較項目ハイドロリリーストリガーポイント鍼
対象局所の癒着が強いケース慢性腰痛・広範囲の筋膜異常
方法注射(エコー使用)鍼(手技による)
アプローチ範囲局所局所+全身バランス
効果即効性あり即効性+持続性あり
副作用少ないが、注射による刺激あり稀に内出血やだるさ
保険適用医療機関で可自費治療が多い

まとめ|あなたに合った筋膜リリースを選ぼう

腰痛の原因は一人ひとり違います。
筋膜の問題にアプローチすることで、表面的な痛みの対処ではなく、根本からの改善が可能になります。

  • 急な腰の痛みやピンポイントの違和感には「ハイドロリリース
  • 長年の慢性腰痛や体のバランスの崩れには「トリガーポイント鍼治療

自分の体の状態に合った治療法を選ぶことが、最も早く、確実な改善への近道です。


あなたの腰痛は筋膜が原因かもしれません

当院では、初回のカウンセリングで筋膜の状態を徹底チェック
そのうえで最適な施術方法をご提案しています。

腰痛が長引いている方、どこに行っても治らなかった方は、ぜひ一度ご相談ください。

― 見分け方と、あなたに合った対処法とは ―

「お尻から脚にかけてジンジン痛む」「座っているだけで足がしびれる」
そんなお悩み、実は**“坐骨神経痛”**かもしれません。

でも、ひとつだけ注意していただきたいのは…

坐骨神経痛には原因が複数ある、ということです。

今回は、
**“脊柱管狭窄症・ヘルニアが原因の坐骨神経痛”**と
“筋膜(トリガーポイント)が原因の坐骨神経痛”の違いについて、
そしてそれぞれの対処法、さらに当院で行うトリガーポイント鍼治療
の効果についてわかりやすくお伝えします。


✅ 坐骨神経痛には2つのパターンがある

1. 【神経が圧迫されるタイプ】(脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニア)

特徴:

  • 長時間歩けない、脚がしびれる
  • 座る・立つ姿勢で痛みが変わる
  • 病院でMRIを撮ると「ヘルニア・狭窄」と診断される

このタイプは、神経の通り道が狭くなっていたり、椎間板が飛び出して神経を圧迫している状態です。


2. 【筋膜性タイプ】(トリガーポイントが原因)

特徴:

  • 座りすぎ、立ちっぱなしなど生活習慣で痛みが出やすい
  • 整形外科で「異常なし」と言われたのに痛みが続く
  • お尻や太ももの奥を押すと、ズーンと響くような痛みがある

このタイプは、筋肉にできた“しこり”=トリガーポイントが、神経を刺激している状態です。
神経の問題ではないので、手術や薬ではなかなか改善しません。


🧭 どうやって見分ける?

チェック項目神経圧迫型筋膜性トリガーポイント型
画像検査(MRI)異常あり異常なしが多い
痛みの特徴歩行や姿勢で悪化押すとズーンとする
改善する方法安静・手術も検討筋肉の緊張をとる

💡 原因別の正しい対処法

🟦 神経圧迫型(狭窄・ヘルニア)

  • 医療機関での診断が大切
  • 急性期は無理をしない
  • リハビリや運動療法が有効なケースも

🟩 筋膜性(トリガーポイント)型

このタイプには、
🔹 トリガーポイント鍼治療 が非常に効果的です。


🎯 トリガーポイント鍼治療とは?

トリガーポイントとは、筋肉の奥深くにできる“痛みの発生源”
表面からのマッサージでは届かないこれらのポイントを、鍼で的確に刺激することで、

  • 血流の改善
  • 神経の鎮静
  • 痛みの緩和

などを引き起こします。

「整形外科では異常がないと言われたのに、痛みがつづいている」
そんな方にこそ、トリガーポイント鍼治療が大きな助けになるかもしれません。


🧑‍⚕️ 施術例・患者様の声

「椎間板ヘルニアと診断され、薬とリハビリを続けていましたが、痛みは変わらず。もりかわ鍼灸治療院でトリガーポイント鍼を受けたら、1ヶ月ほどで日常生活が楽になりました。」
(60代・男性・自営業)

「整形外科では“様子を見ましょう”としか言われず…。こちらで筋肉が原因とわかり、鍼を受けて痛みが軽くなってきました」
(50代・女性・事務職)


📍 小平市で坐骨神経痛にお悩みの方へ

原因が違えば、必要な対処もまったく変わってきます。
まずは、あなたの坐骨神経痛の“本当の原因”を正しく見つけることが大切です。


📞 ご予約・お問い合わせ

もりかわ鍼灸治療院(小平市)
▶︎ 電話予約:042-312-3363
▶︎ オンライン予約:[予約フォーム]

🕒 施術は完全予約制です。初回は丁寧なカウンセリングを行い、あなたに合った施術をご提案いたします。


🌿 あなたの「歩ける」「座れる」「動ける」を取り戻すために。

「もう治らないかも…」とあきらめる前に、
一度、私たちにもご相談ください。

※施術効果には個人差があります。

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MPS、トリガーポイント専門治療院
もりかわ鍼灸治療院
東京都小平市花小金井南町1-12-2
コンフォール花小金井105
℡042-312-3363

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筋膜性の問題に注目すべき理由と、トリガーポイント鍼治療の効果とは

「お尻から足にかけてビリビリと走る痛み…」「長時間座っているのがツライ…」
このような症状で悩まれている方、多いのではないでしょうか?

それ、坐骨神経痛かもしれません。

よく言われる原因は「ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」ですが…

整形外科で診察を受けると、
「椎間板ヘルニアですね」
「脊柱管が狭くなっています」
と診断されることが多いです。

もちろん、これらが原因になることもありますが――

実は、画像検査で異常があっても、痛みの本当の原因とは限らないことをご存知でしょうか?

筋膜性の坐骨神経痛とは?

ここで注目したいのが、筋膜性の坐骨神経痛です。

筋膜性とは、筋肉や筋膜(筋肉を包む膜)が緊張・硬直し、その中にある神経を刺激してしまう状態のこと。

特にお尻の奥にある**梨状筋(りじょうきん)中殿筋(ちゅうでんきん)**などの筋肉が硬くなると、
坐骨神経が圧迫され、あのイヤな痛みやしびれが現れることがあります。

つまり――
レントゲンやMRIでは原因が見つからないのに、痛みがある
という方は、筋膜性を疑うべきかもしれません。


なぜ筋膜がそんなに硬くなるの?

筋膜が硬くなる原因は様々ですが、以下のような要因が挙げられます:

  • 長時間のデスクワークや運転
  • 姿勢の乱れ(反り腰や猫背)
  • 過去のケガやスポーツの影響
  • 運動不足や筋力低下
  • ストレスによる筋緊張

これらが重なると、筋膜の一部に「しこり」や「しつこいコリ」ができ、それがトリガーポイントと呼ばれる痛みの発生源になるのです。


トリガーポイント鍼治療が効果的!

そんな筋膜性の坐骨神経痛に対して、効果的とされるのが
**「トリガーポイント鍼治療」**です。

トリガーポイント鍼とは?

トリガーポイントとは、筋肉の中にできた“痛みの引き金”のようなポイント。
このポイントに的確に鍼を打つことで――

✅ 深層の筋肉の緊張を緩める
✅ 神経への圧迫を軽減する
✅ 血流を改善し、回復力を高める

といった効果が期待できます。

実際、病院で改善しなかった坐骨神経痛が、数回の鍼治療で大きく改善したケースも少なくありません。


まとめ:あなたの坐骨神経痛、筋膜が原因かも?

  • 椎間板ヘルニアや狭窄症だけが原因ではない
  • 筋膜の硬さ、トリガーポイントが原因になることも多い
  • トリガーポイント鍼治療は、深い筋肉にアプローチできる有効な方法

「病院では異常なし」「薬やリハビリで良くならない」
そんな方は、筋膜性の原因トリガーポイント鍼という新しい視点を、ぜひ取り入れてみてください。


坐骨神経痛にお悩みの方へ

当院では、専門的なトリガーポイント鍼治療を行っています。
症状に合わせたオーダーメイド施術で、痛みの根本原因にアプローチします。
まずはお気軽にご相談ください!

突然ですが、こんなお悩みはありませんか?

🔹病院でレントゲンを撮ったけど「異常なし」と言われた
🔹湿布や痛み止めをもらっても、なかなか改善しない
🔹「年のせいかな…」とあきらめかけている

実は、**腰痛の約85%が「原因不明」**とされているのをご存じですか?
これは医学的には「非特異的腰痛」と言われ、レントゲンやMRIでは原因が特定できない腰痛のことです。

今回は、なぜそんなに多くの腰痛が「原因不明」なのか?
その理由と、当院で行っている改善アプローチについて、わかりやすくご紹介します。

■ なぜ腰痛の多くは「原因不明」なのか?

① 画像検査に映るものは一部だけ

例えば、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、骨折などは画像に映る「特異的腰痛」です。
しかし、実際にはこれらが見つかっても「痛みがない人」もいます。

つまり、画像=痛みの原因とは限らないということなんです。


② 痛みの感じ方には「心と脳」も関係している

ストレスや不安、仕事や家庭のプレッシャーが強いと、脳が痛みに敏感になることがあります。
これを「中枢性感作(ちゅうすうせいかんさ)」といい、実際には大きな損傷がなくても痛みを強く感じてしまうのです。


③ 筋膜や筋肉の「しこり(トリガーポイント)」は見逃されやすい

筋肉の奥にある“しこり”のような部分、これをトリガーポイントといいます。
ここを押すと「ズーン」と広がるような痛みが出る方、多いですよね。

しかし、これらは画像ではわかりません
だから「異常なし」と言われても、実際には筋肉や筋膜に問題があることが多いのです。


■ 原因がわからなくても、対処法はある!

「異常がないから、この痛みと一生付き合うしかないのかな…」
そう感じている方へ。

当院では、画像では見えない【筋膜・筋肉・神経・生活動作】に注目し、
一人ひとりの状態に合わせた施術を行っています。


■ 当院のアプローチ 〜画像に映らない“本当の原因”に迫る〜

姿勢や動作のクセをチェック
日常生活での動きに潜む「腰への負担」を見つけ出します。

トリガーポイント鍼治療で深層のコリを改善
表面だけでなく、深層筋・筋膜に直接アプローチすることで、根本から改善。

ストレスや生活習慣もカウンセリング
心の状態や睡眠の質なども腰痛に大きく影響しています。
必要に応じてセルフケアや日常改善のアドバイスも行っています。


■ 最後に|「異常なし」と言われても、あなたの痛みは本物です

腰痛は、「原因がわからない=治らない」わけではありません。

大切なのは、本当の原因に気づき、適切な対処をすること。
もしあなたが「この腰痛、一体なんなんだろう…?」と悩んでいるなら、ぜひ一度ご相談ください。

「お尻から脚にかけてビリビリしびれる…」「長時間座っているとつらい」
そんな症状でお悩みの方、それ坐骨神経痛かもしれません。

そして実はこの坐骨神経痛、**お尻の筋肉のコリ(トリガーポイント)**が原因になっていることが多いんです!

今回は、

  • 坐骨神経痛とお尻の筋肉(大臀筋・中臀筋)の関係
  • トリガーポイント鍼治療の仕組みと効果

について、わかりやすくご紹介します!

坐骨神経痛とは?

まずは簡単に「坐骨神経痛」とは何かを確認しておきましょう。

坐骨神経痛とは、お尻から太ももの裏、ふくらはぎ、足先まで伸びている「坐骨神経」という太い神経が、何らかの原因で刺激・圧迫されて起こるしびれや痛みの総称です。

原因はさまざまで、

  • 椎間板ヘルニア
  • 脊柱管狭窄症
  • 梨状筋症候群

などが有名ですが、実は「筋肉のコリ」も見逃せない原因のひとつなんです。

原因はお尻のコリ!?大臀筋・中臀筋に潜む“トリガーポイント”

坐骨神経の通り道には、**大臀筋(だいでんきん)中臀筋(ちゅうでんきん)**といったお尻の筋肉があります。

これらの筋肉にトリガーポイント(=強い筋肉のしこり・硬結)ができると、まるで神経が圧迫されているかのような関連痛(離れた場所に起こる痛み)やしびれが出ることがあります。

▼ こんな症状に心当たりありませんか?

  • お尻の外側を押すとズーンと足まで響く
  • 長く歩くと太ももやふくらはぎがしびれる
  • MRIで異常がないのに、坐骨神経痛のような症状がある

こうした場合、実は大臀筋や中臀筋のトリガーポイントが原因かもしれません。

トリガーポイント鍼治療のメカニズム

では、この筋肉のコリ=トリガーポイントをどうやって解消するのか?

そこで登場するのが、トリガーポイント鍼治療です。

■ トリガーポイント鍼治療の仕組み

トリガーポイント鍼治療では、
「ピンポイントで硬くなった筋肉(=トリガーポイント)に直接鍼を打つ」ことで、

✅ 筋肉の緊張をゆるめる
✅ 血流を改善する
✅ 痛みの信号をリセットする

といった作用が起き、神経の圧迫感やしびれが改善されていくのです。

特に大臀筋や中臀筋は、表面からだと指では届きにくい深層筋。
鍼ならではのアプローチが効果的なんですね。

実際の臨床でもこんなケースが

ある女性の患者さん(50代主婦)は、1年前からお尻から太ももにかけてのしびれに悩まされていました。

整形外科では「坐骨神経痛」と言われ、湿布と薬で様子見。しかし改善せず…。

診てみると、大臀筋・中臀筋に強いトリガーポイントがあり、そこに鍼を打ったところ、数回の施術でしびれがほぼ解消!

「もっと早く来ればよかった!」とおっしゃっていました。

まとめ

坐骨神経痛=神経が原因、と思われがちですが、
実は「筋肉のコリ(トリガーポイント)」が原因となっているケースも少なくありません。

特に、大臀筋や中臀筋などのお尻の筋肉にトリガーポイントができると、神経痛に似た症状を引き起こすことがあります。

そうした筋肉由来の痛みに対して、トリガーポイント鍼治療は非常に有効です。

「いろいろ試したけど改善しない…」そんな方は、ぜひ一度、鍼治療を検討してみてくださいね。

〜痛み・しびれに悩むあなたへ。原因と対策をわかりやすく解説〜

「お尻から太もも、ふくらはぎにかけてズーンと重だるい…」
「足のしびれが続いて、歩くのもツラい…」

それ、坐骨神経痛かもしれません。

でも実は、レントゲンやMRIでは原因がはっきりしないタイプの坐骨神経痛がたくさんあります。
その大きな原因のひとつが、「筋膜(きんまく)」のトラブルによるものなんです。

この記事では、

  • 筋膜性坐骨神経痛とは何か?
  • どうすれば改善するのか?
  • 鍼治療がなぜ効くのか?

をやさしく解説していきます。

そもそも坐骨神経痛って何?

坐骨神経痛とは、腰からお尻、太もも、ふくらはぎ、足先にかけて走っている「坐骨神経」が刺激され、

  • 痛み
  • しびれ
  • 焼けるような感覚
  • 筋力低下

などが起こる症状の総称です。

よくある原因としては「椎間板ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」などが挙げられますが、画像検査で異常がないのに症状が出る人も少なくありません。

筋膜性坐骨神経痛とは?

▶ 筋膜ってなに?

筋膜とは、筋肉を包んでいる薄い膜で、全身をタイツのように覆っている組織です。
この筋膜はとても敏感で、コリや過緊張、ゆがみがあると神経のような痛みを引き起こすことがあります。

▶ 坐骨神経痛との関係

お尻の筋肉(特に梨状筋(りじょうきん)や中殿筋)にコリができると、
その部分の筋膜が硬くなり、坐骨神経を圧迫したり、似たような神経痛を引き起こすのです。

しかも、この筋膜性の痛みは、

  • 片足だけが痛い
  • 朝がつらいけど動くとマシになる
  • お尻を押すとジーンと痛みが響く
    などの特徴があります。

なぜ筋膜が硬くなるの?

筋膜が硬くなる原因は主に以下のような生活習慣にあります:

  • 長時間の座りっぱなし(デスクワーク・運転)
  • 猫背や骨盤のゆがみ
  • 偏った動作の繰り返し(利き足ばかり使う など)
  • ストレスや睡眠不足

これらが重なると、筋肉の深部にコリ(トリガーポイント)ができ、筋膜も癒着して固まりやすくなるのです。

筋膜性坐骨神経痛の対策3選

① お尻のストレッチ(梨状筋・中殿筋)

  • 椅子に座って、片足をもう一方の太ももに乗せて前屈
  • 痛みのない範囲で、じんわり伸ばすのがポイント

② 骨盤を立てた正しい座り方を意識

  • 骨盤が後ろに倒れるとお尻の筋肉が圧迫されるため、深く座りすぎず前重心を意識

③ 湿布やマッサージだけに頼らない

  • 一時的な対処ではなく、根本的なコリや筋膜の硬さを取ることが大切

鍼治療はなぜ効果的なの?

筋膜性の坐骨神経痛は、筋肉の奥深くにあるトリガーポイントが関係しています。

鍼治療では、
✅ 手では届かない深層のコリに直接アプローチできる
✅ 鍼刺激によって筋肉や筋膜の緊張を自然にゆるめる
✅ 血流改善により自己治癒力が高まる

などの効果があります。

特にトリガーポイント鍼治療は、筋膜性の神経痛に非常に相性がよく、
「マッサージや整体ではよくならなかった痛みが改善した」
という声も多くあります。

放っておくと悪化のリスクも

筋膜性でも、長く続けば神経そのものを圧迫したり、二次的に椎間板や関節への負担が増えてしまいます。

  • 「様子を見よう」
  • 「いつか治るだろう」

と思っているうちに慢性化しやすいため、早めの対処が重要です。

まとめ|筋膜のケアと鍼治療で坐骨神経痛は楽になる!

坐骨神経痛=ヘルニアと思われがちですが、実は筋膜のコリやトラブルが原因になっているケースも多いのです。

その痛み、筋膜性かもしれません。
「画像では異常がなかった…」という方こそ、トリガーポイント鍼治療を試してみる価値はあります。


🌿当院では、トリガーポイント鍼治療による筋膜アプローチを専門としています。

  • 慢性的な坐骨神経痛
  • お尻から足へのしびれ
  • 原因不明の腰痛

などでお悩みの方は、お気軽にご相談ください!

〜正しい姿勢が腰を救う3つの理由〜

「デスクワークの時間が長くて腰がつらい…」
「猫背だと腰痛になりやすいって本当?」

その腰の痛み、姿勢の悪さが大きく関係しているかもしれません。
この記事では、腰痛と姿勢の関係について、誰でもわかる言葉でやさしく解説します!

姿勢が悪いと腰にどう影響するの?

正しい姿勢とは、体に余計な負担がかからず、自然なバランスで立ったり座ったりしている状態です。
ところが、長時間のスマホやPC作業で前かがみになったり、脚を組んで座ったりすることで、骨格と筋肉にズレや負担が生まれます

特に腰にかかる影響は次の3つ:


① 骨盤が後ろに倒れると、腰に負担が集中

座っているときに背もたれにダラッともたれかかっていませんか?
このとき、骨盤が後ろに倒れ、腰椎(腰の骨)が丸まりすぎる状態になっています。

その結果、腰の関節や筋肉に不自然な負荷がかかり、慢性的な腰痛につながるのです。


② 猫背になると、腰が「引っぱられる」

背中を丸めると、体の重心が前にズレます。
それを支えるために、腰の筋肉(特に腰方形筋・多裂筋など)が常に緊張してしまい、腰のコリや痛みの原因になります。


③ 前かがみ姿勢は「腸腰筋」が縮んで固くなる

座り姿勢やスマホの見すぎで前傾になっていると、**股関節の前側にある「腸腰筋」**が縮みっぱなしになります。
この腸腰筋が硬くなると、腰椎を前に引っ張るような力が加わるため、腰に痛みが出やすくなります。

姿勢による腰痛を防ぐ3つの対策

1. 正しい座り方を身につけよう

  • 骨盤を立てて、座面の前の方に座る
  • 背もたれに頼らず、背筋をやや伸ばす
  • 足裏をしっかり床につける(脚を組まない)

2. 1時間に1回は「立ち上がる」

ずっと同じ姿勢で座り続けると、どんなに良い姿勢でも腰に負担がかかります。
1時間ごとに立ち上がって軽く伸びをするだけでも、筋肉の緊張が和らぎます。

3. 猫背改善ストレッチを習慣に!

  • 背中を反らすストレッチ(例:うつ伏せから肘を立てるマッケンジー体操)
  • 腸腰筋ストレッチ(膝立ちで片足を前に出し、骨盤を前にスライド)
  • 胸を開くストレッチ(壁やドア枠を使って胸をひらく)

姿勢が変われば、腰も変わる!

腰痛の原因は、単なる「運動不足」ではなく、日常の姿勢のクセにあることが多いです。

今日から、ほんの少し姿勢を意識するだけで、腰への負担は大きく減らせます。
まずは「骨盤を立てる」「前かがみを減らす」といった小さな習慣から始めてみましょう!

〜知っておきたい筋肉と腰痛の深い関係〜

「朝起きると腰が痛い…」「長時間座っているとジンジンする…」
そんな慢性的な腰痛、実は筋肉のコリやバランスの乱れが原因になっていることが多いんです。

今回は、腰痛に悩む方に向けて、筋肉の働きや原因、簡単なセルフケアについてわかりやすく解説します。

腰ってどこのこと?まずは基本を確認!

「腰」とは、背中の下の方からお尻の上あたりまでのエリアを指します。
ここには背骨(腰椎)・骨盤・そして数多くの筋肉が集まっています。

腰痛というと骨や神経のトラブルを思い浮かべる方が多いですが、実は筋肉の硬さやバランスの崩れが原因のケースも非常に多いのです。

腰痛と深く関係する3つの筋肉

1. 腰方形筋(ようほうけいきん)

  • どこにある?
    背骨の横、骨盤から肋骨にかけてついている筋肉です。
  • どんな働き?
    体を横に傾けたり、姿勢をキープする役割があります。
  • 腰痛との関係性
    片側ばかり使う動作(例:カバンをいつも同じ側で持つ)で硬くなり、痛みを引き起こします。

2. 多裂筋(たれつきん)

  • どこにある?
    背骨のすぐ近くにある、非常に細かい深層の筋肉です。
  • どんな働き?
    姿勢を安定させたり、背骨の動きを支える重要な筋肉です。
  • 腰痛との関係性
    長時間座りっぱなしや立ちっぱなしで固まりやすく、腰全体に違和感を出しやすい筋肉です。

3. 腸腰筋(ちょうようきん)

  • どこにある?
    背骨と骨盤の内側から太ももにつながっている筋肉。
  • どんな働き?
    脚を上げたり、上体を前に倒す動作に関わります。
  • 腰痛との関係性
    座りすぎると縮んで硬くなり、腰を引っ張る形で痛みを起こします。

なぜ筋肉が腰痛の原因になるの?

筋肉は、動かさない・使いすぎる・片寄った使い方をすると、だんだん硬くなっていきます。

この硬くなった筋肉に「トリガーポイント」という小さなコリ(しこり)ができると、そこが痛みの原因になります。
しかもこの痛みは、**実際の原因部位とは離れた場所に出ることもある(関連痛)**のが特徴です。

腰痛をやわらげる!簡単セルフケア3選

1. 腸腰筋ストレッチ(もも前のび)

  • 立った状態で片膝を後ろに引いて伸ばす
  • 座りっぱなしの人におすすめ

2. マッケンジー体操(腰を反らす)

  • うつ伏せから肘を立てて上体を起こす
  • 多裂筋や姿勢保持筋に効果的

3. お尻ストレッチ(殿筋のケア)

  • 椅子に座ったまま足を組んで前に倒れる
  • 腰のサポート筋を緩める

こんな症状があれば要注意!

以下のような症状がある場合は、すぐに専門医の診察を受けましょう。

  • 足にしびれや力が入らない
  • 尿や便のコントロールができない
  • 安静にしていても激しい痛みがある

まとめ|腰痛は筋肉を知ればラクになる!

腰痛の多くは、筋肉の硬さや使い方のクセが原因になっています。
正しい知識とセルフケアで、慢性的な痛みを改善することも可能です。

「もう歳だから仕方ない…」とあきらめず、
まずは日々の姿勢や習慣を見直すことから始めてみてください。

腰痛について思い浮かぶ原因はありますか?

多くの方が整形外科などで「骨と骨の間(腰椎)が狭くなってますね」とかヘルニアや狭窄症など、骨の異常によって腰痛が生じていると思っているのではないでしょうか?

しかし、腰痛全体の約7割ほどが腰の骨以外に原因があることをみなさんはご存じでしょうか?

「それはいったいどこなの?」といいますと、実は腰やお尻の筋肉・筋膜が原因なのです。

腰やお尻には多裂筋、最長筋、腸肋筋、腰方形筋、大臀筋、中臀筋…というように多くの筋肉があり、腰を屈めたり反ったりする際にこれらの筋肉が大きくかかわってきます。

これらの筋肉が何らかの原因で傷んでしまい、筋膜に生じたトリガーポイントが原因で腰痛が生じるわけです。

腰痛にはいくつかパターンがありまして、腰がどんな時、つまりどういう動きで痛むのかを把握することが、トリガーポイント鍼治療をする上で重要になってきます。

腰痛のパターン

腰を屈めた時に腰が痛む

腰を屈めたときに生じる腰痛では以下の筋肉が原因になります。

・多裂筋

・大腰筋

・腰方形筋

多裂筋は腰の最深部にあり、姿勢を維持するのに関係している筋肉です。腰を屈めた際は腰の奥で多裂筋が引っ張られます。

大腰筋は腰から股関節にかけてつながっている筋肉です。腰を屈めた時に収縮します。

腰方形筋は腰椎のS字の弯曲バランスを保つ筋肉です。腰を屈めた際に腰の安定性を保とうとします。

これらの筋肉の筋膜にトリガーポイントが生じると、腰を前かがみにしたときに腰に痛みを感じやすくなります。またこれらの筋肉は腰の深部にある筋肉なので、感覚としては腰の奥の方が痛むように感じます。

腰を反った時に腰が痛む

腰を反ったときに生じる腰痛では以下の筋肉が原因になります。

・脊柱起立筋(最長筋、腸肋筋)

・大臀筋

脊柱起立筋は上体を後ろに反らせる動作にかかわる筋肉です。

大臀筋はお尻の上の部分の筋肉です。上体を後ろに反らしたときに収縮します。

これらの筋肉の筋膜にトリガーポイントが生じると、腰を反らしたときに腰に痛みを感じやすくなります。またこれらの筋肉は腰の大きな筋肉であるため、感覚としてはズーンとした鈍痛を感じます。

長時間座ったり立っている時に腰が痛む

長時間座ったり立っているときに生じる腰痛では以下の筋肉が原因になります。

・多裂筋

・大臀筋

長時間座ったり立った状態が続くとこれらの筋肉は常に緊張している状態になってしまうため、疲労してしまいます。

トリガーポイント鍼治療で腰痛の原因筋肉へアプローチ

腰痛のパターンと腰痛の原因となる筋肉がわかったら、トリガーポイント鍼治療で腰痛の原因となる筋肉にアプローチしていきます。

多裂筋や大腰筋などは腰の最深部にある筋肉なので、通常マッサージでは届きません。

当院で行うトリガーポイント鍼治療では超音波エコーを使いながら腰痛の原因となっている筋肉に対して的確に鍼を届かせていきます。

腰痛の原因となる筋肉に直接アプローチすることであらゆるパターンの腰痛にも対応して治療をすることができます。

どの動きで腰が痛いのか?】それをしっかり読み解き、的確にアプローチすることで、腰痛は必ず改善していきます。

腰痛でお困りの方は是非一度トリガーポイント鍼治療を受けてみてください。

※施術効果には個人差があります。

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MPS、トリガーポイント専門治療院
もりかわ鍼灸治療院
東京都小平市花小金井南町1-12-2
コンフォール花小金井105
℡042-312-3363
https://www.kodaira-tp-morikawa.com/

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「座りっぱなしや立ちっぱなしで腰やお尻が痛い。」

「痛みがあるので家事や仕事に集中できない。」

などのように、お尻から足にかけてジンジンしたりうずくような痛みで日常生活で困ってることありませんか?

実はその痛み坐骨神経痛が影響しているかもしれません。

整形外科で坐骨神経痛と診断されても、意外と簡単に改善してしまう症状もあります。

なぜ簡単に坐骨神経痛が改善してしまう症状があるかというと、その症状の原因をしっかりわかっていて、その原因にしっかりアプローチすることができているからです。

そもそも、坐骨神経痛には様々な要因があって、何が原因で坐骨神経痛の症状が出ているのかをしっかりと見きわめて治療していく必要があります。このしっかりと見きわめることをしないでなんとなく「腰が悪いからですね」と言って腰の治療をしていっても、本来改善する症状もなかなか良くならなくて、いろいろな治療を試すのを繰り返してしまうっていうことになってしまいます。

では坐骨神経痛の原因をどのようにして見きわめれば良いのでしょうか?

坐骨神経痛の主な原因として以下の3つがあります。

  • 腰部疾患
  • 末梢神経によるもの(坐骨神経など)
  • 筋膜

これら3種類で分類することで坐骨神経痛の原因が何なのかを把握することができます。坐骨神経痛の原因が何なのかがわかれば、その原因に対してアプローチしていけば良いのです。

この3つの中で意外と簡単に坐骨神経痛の症状が改善する原因は、実は筋膜によるものです。

ここでいう筋膜はほとんどがおしりまわりの筋肉の中にあるもので、代表的なのが大臀筋や中臀筋、梨状筋などが挙げられます。

これらの筋肉が原因の坐骨神経痛であれば意外と簡単に改善することが多いです。

もし坐骨神経痛でお困りであれば、原因が上記の3つのどれに当てはまるか確かめてみてはいかがでしょうか?

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