東京都 小平市 花小金井 国分寺市 トリガーポイント 鍼灸治療 筋膜性疼痛症候群(MPS) 痛みやしびれに特化した治療院です

 トリガーポイント療法専門 もりかわ鍼灸治療院

最近テレビで「痛みの原因はトリガーポイントである。」という様に紹介されていて、その影響もあり当院へ来院された方で「この間テレビでトリガーポイントについてやっていたので」とおっしゃる方が何名かいらっしゃいました。

施術中に「私の痛みの原因はトリガーポイントなのでしょうか?」「トリガーポイントって何ですか?」ということを聞かれたので、口頭で説明しましたが、今回は図などを踏まえながら詳しくご説明いたします。

 

トリガーポイント

身体の中には痛みの刺激を感知するセンサーの役目を持つ侵害受容器が存在します。

図1

生命維持のために、外界からの刺激や組織の刺激を痛みと感じる機能であり、その伝達経路には多くの神経系が関与しています。この侵害受容器が過敏になった部位をトリガーポイントと言います。

トリガーポイントは関連痛やしびれといった症状の他に感覚鈍麻や発汗、めまいなどの自律神経症状を引き起こすこともあります。

トリガーポイントができやすい部位

トリガーポイントができやすい部位としては筋肉が骨に付着する部分や、筋肉と筋肉が連結する部位、筋肉が腱に移行する部分、またストレスのかかりやすい部分などがあります。

最近では、これらの多くに存在する筋膜にトリガーポイントがあると考えられています。

なぜトリガーポイントが生じるのか?

トリガーポイントが生じる主な原因として「長時間同じ姿勢でいること」「使いすぎ」が考えられます。

長時間同じ姿勢でいたり、同じ筋肉を使いすぎることによって筋肉に微小な損傷や炎症が起こり、筋膜に癒着が起こります。そこにトリガーポイントが生じていると考えられています。

筋肉の微小損傷

鍼でどのようにしてトリガーポイントを治療していくのか?

トリガーポイントが生じている筋膜の癒着した部分に直接鍼を当て、筋膜の癒着を剥離することで痛みを改善することができると考えられています。

また、鍼を刺鍼することで局所の血流が良くなり、痛みを発生させている物質(発痛物質)をその部位から洗い流す効果があると考えられています。

 

このようにチリガーポイントの発生機序を理解することで、どこを施術していけばよいかわかるので、施術効果が良く早い段階で症状が改善していきます。

※施術効果には個人差があります。

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MPS、トリガーポイント専門治療院
もりかわ鍼灸治療院
東京都小平市花小金井南町1-12-2
コンフォール花小金井105
℡042-312-3363

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アンケート34

今回の患者さんは背中の痛みを訴えていて、奥様が当院に通われていたので、奥様に勧められて来院されました。

当初背中の緊張が強く、それに伴い若干猫背気味でもあったため姿勢を維持する脊柱起立筋や多裂筋に対してトリガーポイント鍼療法を行いました。

仕事上出張することが多くなかなか定期的に通うことができないと仰っていましたが、出張の時期などのスケジュールを見てしっかり通っていただいたおかげで、4回の施術で背中の痛みはほとんど改善されました。

現在はメンテナンスとして月に1,2回通われています。

※施術効果には個人差があります。

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MPS、トリガーポイント専門治療院
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50代 女性:パート職員

症状

当院来院の2ヶ月ほど前から右お尻から足にかけて痛みとしびれを感じるようになった。

以前から慢性的な腰痛があったが、今回のように足までしびれるのは今回が初めて。

原因

仕事上立っている時間が長く、また中腰姿勢で重い荷物を持つことがあり、普段仕事をしている時に腰の痛みを感じていた。

当院へ来院する2週間ほど前に整骨院で腰とお尻まわりの施術を受けた後、翌日から左お尻から足にかけての痛みとしびれが酷くなった。

動作検査

SLRテスト(-)
歩行(+):地面を蹴り出す時に痛みを感じる
片脚立ち(+)
座位(++)
股関節:屈曲(-)・伸展(+)・外転(+)

罹患筋

右大臀筋・中殿筋
右腓腹筋・ヒラメ筋

治療計画

右お尻まわりの痛みがひどくて座ることができない状態で、まずは早く座れるようになりたいと仰っていたので、はじめのうちは一週間に2回のペースで通っていただき、痛みが徐々に軽減してきたら一週間に1回のペースで通っていただくように伝えた。

治療経過

1回目
響きの感覚は大丈夫ということだったので、大臀筋・中殿筋に対してしっかり響かせるようにトリガーポイント鍼療法を行った。

2回目
ペインスケール(患者さんが感じる痛みの強さ)10→9
朝起き上がる時に左お尻まわりに痛みを感じる。
仕事で荷物を持つ際前かがみの姿勢でお尻から足にかけて痛みを感じる。
※仕事で下の荷物を持つ際に前屈みにならないように、腰を下げて荷物を体に近づけてから持ち上げるように伝えた。

3回目
ペインスケール10→8
5分ぐらいであれば座ることができるようになった。しかし、長時間座っているとお尻の真中あたりが痛くなってくる。
長時間立っていると足全体が突っ張る感じがする。

4回目
ペインスケール10→6
施術後3日間ほどは痛みがなく長時間座っているのも歩いているのも大丈夫だった。
2日前からまた痛むようになった。座っていると左股関節まわりに痛みを感じる。

5回目
ペインスケール10→3
長時間座ってしてもほとんど痛みが気にならなくなった。
前屈みをする際腰の中心あたりに痛みを感じる。
※次回から一週間に1回のペースで通っていただくように伝えた。

6~9回目
ペインスケール10→1or2
右お尻まわりの痛みはほとんど感じることがなくなった。
まだ足の甲からつま先にかけて痺れている感じがあるため、今後は膝下回りを中心にアプローチしていく。

治療結果

今回坐骨神経痛で来院された患者さんに対して、動作検査や問診の際どんな時に痛みを感じるのかを伺い、罹患筋を大臀筋と中臀筋と判断し、図のようなポイントにトリガーポイント鍼療法を行いました。

図1 図2

大臀筋や中殿筋の関連痛の分布は図のようになるので、ヘルニアや坐骨神経痛だと思っている方も意外と大臀筋や中臀筋が原因だったりもします。

また、今回のように治療を受けてもらうだけでなく、患者さんの日常生活で症状を悪化させる動作をしないようにしてもらうようにこちらからしっかり伝えていくことで、患者さんに不良姿勢を気付かせて、患者さんと一緒になって症状を改善させていくことも重要であることを認識することができました。

臀部トリガーポイント

※施術効果には個人差があります。

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最近お子様連れの患者さんが何名か来院されていて、皆さん訴えているのが腰痛でした。

そこで、今回は産後の腰痛についてお話します。

 

なぜ産後に腰痛が起きるのか?

 

産後の腰痛は、さまざまな原因が絡み合って引き起こされます。正しく対処するために、その原因を知っておく必要があります。

産後の腰痛の原因は大きく分けて3つあります。

 

主な原因その1:骨盤まわりの靭帯のゆるみ

出産時に赤ちゃんが産道をスムーズに通れるように骨盤まわりの靭帯がゆるみます。

主にゆるむ場所は図に示した部位で、骨盤の➀恥骨結合を固定する靭帯と、②仙腸関節を固定する靭帯です。

図3 図4

靭帯は骨と骨がくっ付いている関節をがっちり固定する役割があるため、骨盤まわりの靭帯がゆるむと骨盤まわりの関節がゆるゆるになり、体の支えが不安定になってしまいます。

この不安定さを腰の筋肉で支えようとするため、腰の筋肉に負担がかかり、腰痛が起こりやすくなってしまいます。

 

主な原因その2:骨盤のゆがみ

靭帯がゆるんで開いた骨盤は、ゆがみやすい状態になっています。

骨盤がゆがんだ状態のままで、多くの人は骨盤まわりのどこかに痛みを感じます。産後に歩けないほどの腰痛が起きる場合は、骨盤のゆがみが関わっていることがほとんどです。

骨盤がゆがむことで骨盤まわりの筋肉にアンバランスな負荷がかかり、腰痛が起こりやすくなってしまいます。

 

主な原因その3:腰に負担がかかる姿勢

赤ちゃんを抱っこしたり、赤ちゃんの体重を支えながら授乳をしたりと、今までの生活ではあまり使わない筋肉を使うことになります。

特に長い時間抱っこをすることで腰への負担が増して腰痛につながることもあります。

 

産後の腰痛を改善するには?

産後の腰痛の対処法は、「これさえすれば大丈夫!」というようなものはなく、体操をうまく取り入れたり、日々の生活習慣から見直す必要があります。

以下の方法を試してみて、自分に合った腰痛の対処法を見つけてみてください。

骨盤を固定するベルトを使う

産褥ベルトなどで骨盤を固定すると、骨盤が元の位置に戻りやすくなり、腰痛の改善が期待できます。

 

産褥体操

腰痛を改善するには、骨盤の歪みを解消するだけでなく、血行を良くすることも大切です。

呼吸法に始まり、腹筋運動、腰のツイストなど、腰痛の予防・改善に効果が期待できる体操です。

 

ストレッチ

ゆっくりストレッチをすることで、体に負担をかけることなく、腰まわりの筋肉を鍛えることができます。筋肉をつけることで、腰痛の改善が期待できます。

ただし、産後すぐの運動は禁物なので、無理はしないでください。

 

当院で行う産後の腰痛に対するトリガーポイント鍼療法

産後の腰痛に対して、当院ではまず患者さんに「どうするとどこが痛むのか?」をお伺いして、どこの筋肉が痛んでいるかを特定していきます。

例えば、前屈みの時に腰の中心が痛むのであれば多裂筋や大臀筋などに対してトリガーポイント鍼療法を行います。

また、歩くときにお尻が痛むのであれば、中殿筋や大腿筋膜張筋などに対してトリガーポイント鍼療法を行います。

 

産後の腰痛には骨盤の状態が大きく関係していることから、対策は早く始めるほど予後が良いです。

※施術効果には個人差があります。

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MPS、トリガーポイント専門治療院
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アンケート33

今回の患者様はお尻まわりから足にかけて痛みとしびれを訴えて来院されました。

来院前は整骨院に通っていて、余計に痛みが増してしまい、座ることもできなくなってしまい、来院当初お話を聞く際に座ることもできない状態でした。

新座市からわざわざ小平市まで通っていただいていたので、1週間に1回のペースでトリガーポイント鍼治療を行いました。

3回目ごろから改善しはじめ、5分ぐらいは座っていられるようになりました。

5回目では長時間座っていてもほとんど気にならないくらいまで改善し、日常生活でほとんど支障がないと仰っていました。

現在は2週間に1回のペースでメンテナンスとして通われています。

今回の施術でアプローチしたのは中殿筋という筋肉でした。

中臀筋という筋肉は立つ姿勢を維持する際や、階段を上る時や歩行時に使われる筋肉です。

また、中臀筋は長時間立っている姿勢や中腰の姿勢で負担がかかってしまいます。

中殿筋にトリガーポイントができると図のような分布で痛みやしびれが生じてしまうため、坐骨神経痛と思っている方は意外と中殿筋のトリガーポイントが原因だったりするかもしれません。

図3

腰の痛みや坐骨神経痛でお困りの方がいらっしゃいましたら一度当院へお越しください。

※施術効果には個人差があります。

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アンケート32

今回の患者様は左手首の小指側の痛みで来院されました。

整形外科ではTFCC損傷(TFCC損傷についてはこちらを参照してください)と診断され、床に手を着くときや、手首を小指側に曲げた際に手首の小指側が痛むと仰っていました。

左腕を触察した際腕まわりの緊張が強くパンパンに張っていたのでTFCC部分に加えて腕まわりの緊張をとるために、腕の筋肉に対してもトリガーポイント鍼療法をいたしました。

現在5回目で日常生活で支障になることはなくなりましたが、手首を曲げて腕に力を入れた瞬間に時々痛みを感じるようなので、今後もとりこぼしがないようにしっかり施術していきます。

※施術効果には個人差があります。

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アンケート31

今回の患者様は膝のお皿の上あたりにしこりのような塊があり、しゃがんだり長時間立っているとその部分が痛むと仰っていました。

ズボンの上から触ってもしこりがわかるぐらいの塊を触れることができました。

患者様によるとここ最近膝をぶつけた憶えはなく、このしこりができ始めたのが5年ほど前からで、冬場になるとうずくような痛みを感じると仰っていました。

太ももを触察してみるとしこりのまわりの筋肉(大腿直筋や外側広筋)の緊張もみられたので、太ももの筋肉の緊張を撮りながらしこりの部分へ鍼治療を行いました。

現在5回目の施術が終わり、しこりの大きさは小さくなり、しゃがんだ際の痛みも軽減しており日常生活ではほとんど気にすることなく生活できているそうです。

※施術効果には個人差があります。

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足裏の痛みとして足底筋膜炎という症状があります。

足底筋膜炎は、足裏の筋膜に起こる炎症で、足裏の痛みが起こる場合は足底筋膜炎の疑いが多いです。

足底筋膜とは?

人間の足は、いくつかの骨が前後方向と横方向にできるアーチ状の構造になっており、歩行や起立時の衝撃を吸収しています。このアーチを下から支えるのが足底筋膜という膜状の腱組織で、かかとから足の指の付け根まで広がっています。

足にかかる全体重の負担を足のアーチによって吸収しているため、立っている間は常にピンと弓に張られた弦のように緊張し続けているため、足にかかる過剰な負荷が原因で足にダメージを負うと足底筋膜が炎症してしまいます。

足底筋膜炎の原因

足底筋膜炎の原因として大きく分けて3つあります。

1.激しいスポーツ

激しいスポーツによって繰り返し足に衝撃が加わることで、炎症が起こります。
特に起こりやすいのが、サッカーやバレーボール・バスケットボール・ランニングなど、走ったりジャンプしたりするスポーツです。

2.長時間の立ちっぱなし

長時間の立ちっぱなしによる疲労も足底筋膜炎を引き起こす原因です。
長時間立ちっぱなしでいると、足裏にずっと体重がかかった状態となり負担がかかります。

3.靴が合わない

靴が合っていないと、足元が安定せず、歩行時や運動時に余計な力が入りがちです。
足裏の筋肉が緊張することで柔軟性がなくなり、炎症が起こりやすくなります。

足底筋膜炎の症状

足底筋膜炎の症状は以下のように大きく分けて5つ挙げられます。

  • 動きはじめの一歩目を踏み出した時に足の裏に痛みが生じる
  • 歩いたり走ったりして足裏に負荷がかかると痛みが生じる
  • 足が地面に着く瞬間や離れる瞬間に足裏が痛む
  • 長時間立っていると足裏が痛くなる
  • 足の裏を押したときに痛む場所がある

足底筋膜炎に対する当院の治療方法

足底筋膜炎に対して当院では足裏へ徹底的にアプローチします。

➀短趾屈筋、母趾外転筋

図1

体重をかけた時に痛む朝起きた時の一歩目が痛む歩行時に痛むなど、足底の痛みに対するトリガーポイント鍼治療のファーストチョイスはこの筋肉になります。

前脛骨筋、後脛骨筋、長趾屈筋

図2

これらの筋肉は足のアーチ形成に関係性のある筋肉で、歩行時に足が地面から離れる時に痛みが起こる際にこれらの筋肉にアプローチします。

足裏に鍼を刺すのは痛いですが、足底筋膜炎に対しては足裏に徹底的アプローチしたほうが効果が高いです。

※施術効果には個人差があります。

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アンケート29

今回の患者さんは30年間腰痛に悩まされていた方で、腰の中心の筋肉(多裂筋)がかなり緊張していて、細めの鍼では曲がってしまうぐらいの状態でした。

太めの鍼で刺鍼したのでどうしても響き(ズーンと重たい感じ)が生じてしまうことをしっかり伝えて施術しました。

現在施術5回目ですが腰の調子は良く、ほかに気になるところがある(膝の痛み)ということなので、毎回お辛いところを聞きながら施術をしています。

※施術効果には個人差があります。

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アンケート30

今回の患者さんは腰から右足にかけての痛みとしびれでお悩みの方でした。

来院当初は5分ぐらい歩くと右足に痛みとしびれを感じるような状態でした。

腰まわりとお尻まわりに対してトリガーポイント鍼治療を行い、現在では歩いていてもほとんど痛みを感じることがないぐらいに改善しました。

※施術効果には個人差があります。

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