東京都 小平市 花小金井 国分寺市 トリガーポイント 鍼灸治療 筋膜性疼痛症候群(MPS) 痛みやしびれに特化した治療院です

 トリガーポイント療法専門 もりかわ鍼灸治療院

TFCC損傷と聞いてあまり聞きなじみのない方も多いと思いますが、当院へは意外と多く来院されます。

TFCCとは三角線維軟骨複合体(triangular fibrocartilage complex ; TFCCの略称のことで、図のようにTFCCは背側・掌側遠位橈尺靭帯、三角線維軟骨、尺側側副靭帯を一括した総称で、手関節の尺側(小指側)の安定性を高めています。

TFCC損傷図

TFCC損傷は手首の小指側に痛みが生じ、手首の尺屈方向への酷使や転倒・交通事故による突発的なダメージが原因で、軟骨と複数の靭帯に損傷が起こります。再発や悪化を繰り返しやすいため、なかなか完治が難しいと言われています。

 

TFCC損傷の主な原因

TFCC損傷の原因として挙げられる1つ目は、転倒した際に手をつくなどの外傷によって起こるものです。手関節の捻挫とも言われ、軽いものであればそのまま放置されることもあるようです。

 

2つ目は、スポーツなどによる手首の酷使があります。特にラケットスポーツで多くみられ、テニスやゴルフに多いようです。手首を返す動きなどにより繰り返しの負担がかかることでTFCCが損傷していくとされています。また、負荷が繰り返されるため慢性化しやすいようです。これはスポーツに限らず、日常生活や仕事上での動作でも同様とされ、TFCCに負荷がかかり続けることで損傷してしまいます。

 

TFCC損傷に対するトリガーポイント鍼治療

TFCC損傷に対して当院では尺側側副靭帯背側・掌側遠位橈尺靭帯尺側手根伸筋とその腱に対してトリガーポイント鍼治療を行います。

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写真では尺側側副靭帯、背側・掌側遠位橈尺靭帯へ刺鍼しています。刺鍼の際患者さんは痛みの再現(あ~そこです。私の痛いのはそこですという感覚)を感じます。この感覚を与えながら症状を改善させていきます。

※施術効果には個人差があります。

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MPS、トリガーポイント専門治療院
もりかわ鍼灸治療院
東京都小平市花小金井南町1-12-2
コンフォール花小金井105
℡042-312-3363

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「歩いていると足の裏が痛くて普通に歩くことができない。」「足の裏が痛くて長時間立ち続けることができない。」など、足の裏が痛くて日常生活に支障が出ている方は足底筋膜炎の疑いがあります。

足底筋膜炎は以下のような症状のパターンがあります。1つでも当てはまれば足底筋膜炎の可能性がありますが、当てはまる数が多いほど可能性は高くなります。

 

動きはじめの一歩目が痛い

足が地面に着く瞬間に痛む

歩く・走ると足の裏やかかとが痛くなってくる

ずっと立ちっぱなしでいると痛くなってくる

常に足の裏や指の付け根に違和感がある

 

また、足底筋膜炎で痛む場所は以下のように主に3ヶ所になります。

足裏

①踵(かかと)

②土踏まずの真中あたり

③足の指の付け根あたり

 

これらの場所には多くの筋肉が付着しており、トリガーポイントが生じやすいため、何らかの原因で足裏に痛みが生じてしまいます。

 

足底筋膜炎に対して当院では以下の筋肉をメインにトリガーポイント鍼療法を行っていきます。

図2 図1

当院では最近足裏が痛い患者さんが多く来院されます。皆さん始めは腰痛や坐骨神経痛で来院されるのですが、実は足裏も痛いんですという方々が多く、皆さん「足裏の治療は痛そうだからなかなか言い辛かったんです。」と仰っていました。確かに足裏に鍼を刺すのは痛いですが、当院では土踏まずの横から足裏にめがけて鍼を刺鍼していくので、皆さんが思っているほど痛くはありません。(刺激に弱い方はきついかもしれませんが...)

足裏が痛いと歩行時や立っている時に痛みをかばう様な姿勢をとるため、それによって腰を痛めたり、坐骨神経痛のような症状を来たしてしまうことがあります。

しっかりと痛みの原因を治すことで他のところの痛みも改善します。

※施術効果には個人差があります。

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建築業をされている40代男性で、腰の痛みは3年ほど前からあり、一ヶ月ほど前に重い資材を持ち上げようとした瞬間腰に激痛が走り、しばらく歩けなかったそうです。

一週間ほどで腰の痛みは軽減し、職場に戻り仕事をしていると今度は左足に痛みや痺れを感じるようになってきたそうです。心配になり整形外科へ受診し画像検査などをした結果腰椎椎間板ヘルニアと診断されたそうです。しばらく痛み止めとリハビリで様子をみていたそうですが、痛みとしびれが全く改善せず困っていたところ、インターネットで調べて当院へ来院されました。

 

動作検査

前屈(+)、後屈(++)、左股関節屈曲(-)、左股関節伸展(+)、左股関節外転(++)

SLR:左約60度で太ももの裏からふくらはぎまで突っ張る感じがする(しびれは生じない)

 

治療方法

問診と動作検査の結果から患者さんが訴えている左足の痺れは腰の椎間板ヘルニアによるものではなく、腰部多裂筋および右大臀筋、中臀筋に生じたトリガーポイントによるものと考え、トリガーポイント鍼療法を行った。

図3 図1 %e4%b8%ad%e6%ae%bf%e7%ad%8b

 

治療経過

1回目

鍼治療が初めてと仰っていたので、鍼刺激の特徴やトリガーポイント鍼療法がどういうものかなどをしっかり説明をし、患者さんが納得した上で施術を行った。

 

2回目

ペインスケール(患者さんが感じる痛みの強さ)10→7

腰の痛みは半分ぐらい軽減した。

左足の痺れはまだ残っている。特に仕事で重い荷物を持ったり立ちっぱなしの時に辛くなってくる。

 

3~5回

ペインスケール10→5

腰の痛みはほとんど感じなくなった。

左足の痺れは立ちっぱなしの時や重い荷物を持って無理な体勢をしたときにたまに生じることがある。

 

6回~9回

ペインスケール10→1or2

腰の痛みと左足の痺れはほとんど感じることがなくなった。

 

9回目の治療で終了にして、今後また症状が気になることがあれば来院するように伝えた。

 

治療結果

今回整形外科で腰椎椎間板ヘルニアと診断されましたが、実際は腰部多裂筋や大臀筋、中臀筋に生じたトリガーポイントが原因で左足に痺れが生じていた症例でした。

レントゲンやMRIでは筋肉の状態を見ることができないので、レントゲンやMRIだけに頼ってしまうと本当の原因を見逃してしまうことがあります。

痛みや痺れに対しては原因をしっかり見極めて、的確に治療することが大切です。

※施術効果には個人差があります。

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今回の患者様は整形外科でMRIやレントゲンを撮り、坐骨神経痛と診断され薬を処方され、リハビリなどを行ったけど痛み特に足裏のしびれが取れず、今回鍼は初めてでしたが何とか治したいということで当院へ来院されました。

今回の患者さんはお尻の筋肉に緊張があり、また足裏の筋肉にも緊張がみられたのでお尻と足裏に対してトリガーポイント鍼治療を行いました。

約2ヶ月の期間計6回の治療で足の痛みはほとんどなくなり、足裏のしびれが少し気になる程度までに改善しました。

※施術効果には個人差があります。

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患者さんの声

今回の患者さんは膝から下特に足の裏にしびれを感じていて、10分ほど歩いていると脛から足裏にかけて痛みとしびれが生じ、歩くのが辛いとおっしゃっていました。

 

今回メインで治療した部位は図のような前脛骨筋と足底筋です。

図2 図1

前脛骨筋は歩行時踵が地面に着く際足首を曲げる(背屈)させる筋肉で、この筋肉に生じたトリガーポイントによって脛から足裏にかけて痛みが生じることがあります。

 

一週間に一回のペースで現在8回目ですが、軽い運動もできるようになり、歩いていても足裏に痛みをほとんど感じることなく過ごされています。

※施術効果には個人差があります。

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四十肩や五十肩になると腕があげられなくなったり、後ろの物を取ろうとして手を伸ばしたり、服を着たり脱いだり、女性の場合ですと髪を結ぶことなどの動作の時に痛みが生じてしまいます。

痛む部位は患者さんによって、肩の前の方だったり、肩の後ろだったり、肩全体だったりとそれぞれ異なります。

 

四十肩や五十肩に対して主な治療部位になるのが棘下筋肩甲下筋です。

棘下筋と肩甲下筋はそれぞれ拮抗筋の関係にあり、肩関節を動かす際に重要な役割をしています。

 

作用としては、棘下筋は肩関節の外転と外旋、肩甲下筋は肩関節の内旋です。

棘下筋は図のように上部、中部、下部と大きく分けて三つの筋肉で構成されています。棘下筋においてトリガーポイントが生じやすい部位は上部と中部の溝や中部と下部の溝になります。(図の○の部分)

図1

肩甲下筋は図の○で囲った部分で筋肉が一番分厚くなっているため、この部分に一番負荷がかかりやすいため、トリガーポイントが生じやすくなります。

図2

四十肩や五十肩に対してまずは棘下筋と肩甲下筋にトリガーポイント鍼治療を行い、それでもなかなか治らないようであればより細かいところにアプローチしたり、あるいは病院で精密検査をしてもらうように促しています。

※施術効果には個人差があります。

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高校の硬式野球部の学生さんで、一ヶ月ほど前から腰に違和感があり、ここ最近腰を曲げるのも辛くなってしまい、このままだと練習ができなくなると思い親御さんに相談して、親御さんがネットで調べて当院へ来院されました。

 

腰が痛い間は練習を控えて治療に専念して欲しいのですが、夏の大会が近づいていて部活の練習を休むことができないため、練習をしながら治療をして欲しいとの要望があったので、治療と共にセルフケアの方法も伝えながら施術していきました。

 

症状

  • バッティング練習のスイングをした際(腰を捻った際)に腰にズキッと鋭い痛みが走る
  • 守備練習時腰をかがめた際に腰の中心が痛む

これらの症状から図のような部位(〇の部位)に対してトリガーポイント鍼治療を行いました。

図1 図2

5回治療して、ほとんど痛みがなくなり練習も全力でできるようになったと仰ってました。

 

夏の大会が間近で毎日練習があり練習を休んでしまうとレギュラーから外されてしまうと言ってました。

今回の腰痛は明らかに過度な練習量によって生じてしまったのだと思います。練習後セルフケアもあまりしていないと言っていたので、現場の指導者がもっとしっかり選手の体のケアをしなければいけないと思いました。

※施術効果には個人差があります。

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育児をしていて腰痛で悩んでいる方は意外と多くいます。

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子供の目線に合わせるために中腰姿勢になったり、子供を抱えながら家事をしたりする等腰に負担がかかる姿勢をとることで腰を痛めてしまいます。

 

また、子育ては子供が成長して独り立ちするまで続くため、長い期間を要します。この期間に腰痛があると、子供を抱える度に腰が痛かったり、腰の痛みが強いときは子供の相手をすることができず不甲斐なさを感じて落ち込んでしまう方もいらっしゃいます。

 

当院で行うトリガーポイント鍼治療

まず問診や動作検査を行い、「どうすると痛みが生じるのか?」を伺い、痛めている部位を絞り込みます。

痛めている部位が絞り込めたら、その部位に対してトリガーポイント鍼治療を行っていきます。

鍼先が痛みの原因部位(トリガーポイント)に当たると患者さんは思わず「あ~そこそこ。悪いところはそこです。」という感覚(認知覚)が生じます。この認知覚を与えながら症状改善のための治療を行っていきます。


子育てをされている方は治療する時間を取る余裕がなかなかないと思いますが、腰痛を長引かせるとなかなか治り難くなってしまいます。

腰痛を長引かせる前に集中して治療をして腰痛を改善させ、腰痛の予防をし、楽しく子育てしていきましょう!

※施術効果には個人差があります。

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40代 女性 ピアノ教師

 

2ヶ月ほど前からピアノを弾く際右手首の小指側が痛くなった。

痛みが気になり整形外科でレントゲンを撮って診てもらい、TFCC損傷と言われ、痛み止めの注射を一週間に一回のペースで受けていた。

注射をした当日は痛みが半分ぐらい引くが、日が経つにつれてまた元に戻ってしまい、ここ最近はドアノブを回す時も痛みを感じてしまい、仕事でピアノを弾く時も痛みが気になり、他に良い治療法がないかと調べていた時に当院をみつけて来院されました。

 

問診・動作検査

ピアノを弾く際、小指でピアノを弾く時に痛む。特に小指を広げた時や手首を小指側に曲げた時に痛みを感じる。

 

治療部位

問診や動作検査で「小指を広げた時や手首を小指側に曲げた時に痛みを感じる」と仰っていたので、今回は尺側手根伸筋および腱、小指外転筋、TFCC部に生じたトリガーポイントに対して鍼治療を行いました。

図1

図2

図3

治療

1回目

鍼治療が初めてだったため、鍼を刺鍼する度に響きがきつくないか聞いて、認知覚をしっかり出しながら治療しました。

 

3回目

ペインスケール(患者さんが感じる痛みの強さ)10→6

ピアノを弾く際にまだ痛みがあるが、以前に比べて痛みの強さが小さくなってきた。

 

5回目

ペインスケール10→4

ドアノブを回すなどの日常生活では痛みはほとんど気にならなくなった。

ピアノを弾く際、小指を広げる動作は痛みがほとんどないが、手首を小指側に曲げる時はまだ痛む。

 

8回目

ペインスケール10→1

ピアノを弾く際にたまに痛みを感じることはあるが、以前に比べたらかなり楽にピアノを弾けるようになった。

 

TFCC損傷に対するトリガーポイント鍼治療

今回は指をよく使う方や手首をよく動かす肩などに多いTFCC損傷に対してのトリガーポイント鍼治療でした。

TFCCは多くの靭帯で構成されているためトリガーポイントが生じやすい部位です。また手首を動かす筋肉が細かくあり、細かいところに生じたトリガーポイントに対して的確に鍼を当てないと手首の痛みは改善されないため、高度な技術が求められます。

※施術効果には個人差があります。

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坐骨神経痛というと思い当たる疾患に腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、腰椎症、などがあります。これらの疾患は整形外科でレントゲンやMRIなどを撮ることで、腰椎と腰椎の間が狭くなっていたり、椎間板から髄核が飛び出して神経を圧迫していることが画像を見てわかります。これらのことから坐骨神経痛の原因は神経を圧迫していることによるものだと診断されます。

しかし、最近の研究によると神経を圧迫することで足に痛みや痺れが生じているのではないという報告があげられています。

足に痛みや痺れを生じさせている原因とは?

足に痛みや痺れを生じさせている原因として、お尻まわりの筋肉に生じたトリガーポイントがあげられます。お尻まわりにはいくつかの筋肉がありますが、特に足に痛みや痺れを生じさせる筋肉として大臀筋中臀筋小殿筋があります。

 

大臀筋

大臀筋

大臀筋の作用は股関節を伸展させることです。

股関節を伸展させる以外に前屈した際に上体を元に戻す時にも作用します。

また歩行時にも大臀筋は作用し、大臀筋が痛んでいる時は重心を股関節よりも後ろの位置にした姿勢になります。

図1

中臀筋・小殿筋

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中臀筋と小殿筋の作用は股関節の外転、外旋、内旋です。

中臀筋と小殿筋も歩行時に作用し、特に歩行時に片脚で立っている時に作用する。

中臀筋と小殿筋が痛んでいる時は歩行時に片脚で立っている時に体重を支えられなくなるため、上体を傾けた姿勢になってしまう。

図2

整形外科でレントゲンやMRIを撮って坐骨神経痛の原因がわかってもなかなか痛みや痺れが改善しない場合は、大臀筋・中臀筋・小殿筋に生じたトリガーポイントが原因であることが多いです。これらのトリガーポイントをしっかり治療することで足の痛みや痺れを改善することができます。

※施術効果には個人差があります。

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